ARTICLE記事一覧
経営戦略
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STRATEGY
「あの会社は恩を忘れた」と思われるリスクとは 事業承継時に顕在化する「人脈の課題」、危機管理のプロに聞く
2024.05.30
日本経済は今、経営者の高齢化とともに事業承継が課題になっています。日本総険(本社・高松市)は、「保険中立人」としてクライアントと保険会社の間を取り持ち、リスク管理の面から経営サポートをしています。事業承継は、経営者交代に伴うリスクの一つ「人脈の課題」が顕在化するタイミングでもあるといいます。日本総険の葛石晋三専務に、事業承継におけるリスク管理の必要性について聞きました。
STRATEGY
「日本人のリスク管理、アジア最下位レベルでは」 米国の制度導入、経営リスク管理のプロ「保険仲立人」として活躍する四国の企業
2024.05.29
「保険仲立人」とは顧客と保険会社の間を取り持ち、双方にとってフェアで有意義な契約をサポートする存在です。四国にある「日本総険」(本社・高松市)は、1996 年に創業し、保険仲立人に関するアメリカの制度を日本に導入して、リスク管理面で企業経営をサポートしています。「アジア最下位レベルでは」と指摘される日本企業のリスク管理について、葛石晋三専務に話を聞きました。
STRATEGY
家族の国籍、飲酒の節度…「あなたは機密情報を扱える人ですか」 セキュリティ・クリアランス制度導入、経済安全保障を強化
2024.05.28
国家の安全保障に関わる機密情報の対象を、先端技術や重要インフラに拡大する「重要経済安保情報保護・活用法案」が5月10日に可決・成立しました。国家が民間人を「審査」し、機密情報にアクセスしてもいい「信用できる人」を選定する「セキュリティ・クリアランス制度」が柱です。AIなどデジタル技術がグローバルに進化する中、経済安全保障は重要度を増していますが、民間人への人権侵害の恐れも指摘されています。
STRATEGY
デジタル上で勝手に作ったブランド服、アバターに着せると違法? 不正競争防止法が改正
2024.05.27
知的財産のデジタル化を踏まえ、今年4月から、改正不正競争防止法が施行されました。ブランド品を模倣した「服」をメタバースなど仮想空間でアバターに着せると、違法になる可能性が明示されています。改正のポイントを解説します。
STRATEGY
「なんで誰も止めてくれなかったの…」4億5千万円を溶かした3代目 「GO」アプリのタクシー会社、自ら乗務員となった社長の復活劇
2024.05.24
タクシー業界の常識を変えた配車アプリ「GO」。それを手がけた業界最大手の「日本交通」の3代目社長だった川鍋一朗氏は、入社後に巨額の損失を出す失敗をしながらも、自らタクシー乗務員を務め、次々に画期的なサービスを打ち出してきた。専門知識を持つ運転手の案内で観光スポットを巡ったり、介護研修を受けた乗務員がサポートしたり。強力なライバルとの対峙や、今後の展開について、川鍋氏に聞いた。
STRATEGY
「GOする?」タクシー業界の常識を変えたアプリ 34歳で社長になった仕掛け人、祖父は野獣のような「昭和のタクシー王」
2024.05.23
タクシーが劇的な進化を遂げている。タクシーアプリ「GO」の登場により、スマートフォン一つで簡単に呼べ、支払いも瞬時にできるようになった。その「GO」の仕掛け人が、業界で売り上げNO.1のタクシー会社「日本交通」(東京都千代田区)の3代目社長だった川鍋一朗氏だ。業界最年少の34歳で家業を継ぎ、経営難だった日本交通を立て直した。タクシーならではの特別なサービスを次々と生み出し、若いドライバーを育てている。事業承継でイノベーションを生み出した、日本交通の経営戦略について、川鍋氏に迫った。
STRATEGY
「時代は変わる。挑戦者を応援したい」 かつて大リーグ投手を目指した投資会社社長、地域と地球のために
2024.05.22
不動産事業やホテル事業に投資し、経営管理する投資会社「ストライダーズ」(東京都港区、東証スタンダード市場)。2018年、34歳の若さで父から会社を継いだ早川良太郎社長は、かつて大リーグを目指してアメリカの大学で投手として活躍した異色の経歴を持つ。野球の道を離れ、オリックスで6年間、ビジネスマンとしてキャリアを積んだ早川社長に、ストライダーズ入社後の軌跡と、今後の展開を聞いた。
STRATEGY
裁量労働制、20年ぶりに新たな業務が加わる 「本人の同意」全ての職種で必要に
2024.05.20
2024年4月1日から、裁量労働制のルールが見直された。労働者の働きやすさを重視した整備が進む一方で、就業条件の明示や同意の義務付けなど、企業側には対応が求められる。柔軟な働き方を取り入れることで、人材不足の解消に繋がる可能性もある。
STRATEGY
【第25回放送】女性リーダーの事業承継 前編(本編)
2024.05.19
今回の「賢者の選択サクセッション」では、父から娘へ事業を承継した事例を紹介する。1人目は鎌倉シャツの愛称で知られているメーカーズシャツ鎌倉株式会社 代表取締役社長 貞末 奈名子氏。二人目は、板金の精密加工を営む株式会社山崎製作所 代表取締役 山崎 かおり氏。2つの事例から見えてきた共通点、父とは違う経営スタイルとは!?日本の女性社長の割合は、わずか8.3%で、この内の半数以上が、同族承継である。これからさらに、女性社長が台頭する時代が想定される中、重要になってくる「承継」。今後、事業承継を考えている方々のヒントとなる視点、番組MC入山章栄も注目の事業承継の可能性に迫る。
STRATEGY
「日本酒を絶対に途絶えさせない」 日本に「純米酒」や「特別な酒米」を復活させた350年続く京都の酒蔵とは
2024.05.17
1673年に和歌山県で創業、戦時下の大空襲をきっかけに京都・伏見に移転し、昨年350周年を迎えた玉乃光酒造(京都市伏見区)。戦後、日本に「純米酒」や、特別な酒米を復活させた蔵元だ。義理の父から会社を承継し、2023年9月に社長に就任した羽場社長が目指す玉乃光酒造、そして日本酒業界の未来について、話を聞いた。