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350年続く京都の酒蔵、コロナ禍で経営危機に 「義父が完全に任せてくれた」挑んだ公認会計士出身14代目

2024.05.16

1673(延宝元)年に和歌山県で創業、戦時下の空襲をきっかけに京都・伏見に移転した玉乃光酒造(京都市伏見区)。今やコンビニやスーパーで当たり前のように見かける「純米酒」を日本に復活させた蔵元だ。14代目の羽場洋介社長は、2023年9月に義理の父から会社を引き継いだ。「コロナがなかったら社長にはなっていなかった」と語る羽場社長に、事業承継の経緯や「改革したもの」と「残したもの」について聞いた。

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「美味しんぼ」にも登場、京都の純米大吟醸が3年連続金賞受賞 実は、日本に純米酒を復活させた酒蔵

2024.05.16

画像提供:玉乃光酒造(株) 日本酒製造「玉乃光酒造」(京都府伏見区)の「純米大吟醸 備前雄町100%」がこのほど、モンドセレクション2024の金賞を受賞した。味わいや高級感が評価され、今年で3年連続の受賞となる。

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「生理の悩み」を我慢しないで!薬と環境づくりで支える「あすか製薬」オーナー企業だからこそできる、目先の利益だけを追わないビジョンとは /山口惣大ロングインタビュー#3

2024.05.15

月経困難症のための低用量ピルをはじめとして、多様なホルモン製品を取り扱い、その中でも甲状腺ホルモン製剤で国内90%以上のシェアを占める「あすか製薬」(東京都港区)。100年以上の歴史を誇り、今も創業家の5代目社長、山口惣大氏が率いる創業家企業だ。こうしたファミリービジネスは、創業家に利潤や権力が集中しがちという批判を受けることがあるが、医薬品開発には長い年月がかかるため創業家の強みを背景に長期的なビジョンを追求できる面もある。あすか製薬は、その強みを生かして、女性ならではの悩みに医薬品と、疾患啓発による受診しやすい環境づくりでアプローチを続けている。

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【第25回放送】女性リーダーの事業承継 前編(予告編)

2024.05.14

今回の「賢者の選択サクセッション」では、父から娘へ事業を承継した事例を紹介する。1人目は鎌倉シャツの愛称で知られているメーカーズシャツ鎌倉株式会社 代表取締役社長 貞末 奈名子氏。二人目は、板金の精密加工を営む株式会社山崎製作所 代表取締役 山崎 かおり氏。2つの事例から見えてきた共通点、父とは違う経営スタイルとは!?日本の女性社長の割合は、わずか8.3%で、この内の半数以上が、同族承継である。これからさらに、女性社長が台頭する時代が想定される中、重要になってくる「承継」。今後、事業承継を考えている方々のヒントとなる視点、番組MC入山章栄も注目の事業承継の可能性に迫る。

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製薬と電機、特許の数が全然違う? 「特許が全て」は固定概念、日立製作所から転身の製薬会社社長が語る /山口惣大ロングインタビュー#2

2024.05.14

月経困難症治療のための低用量ピルなど、産婦人科領域で多様な製品を取り扱い、甲状腺領域におけるホルモン製剤では国内90%以上のシェアを占める製薬会社「あすか製薬」(東京都港区)。2021年、5代目代表に就任した山口惣大氏は、総合電機メーカー「日立製作所」から転身し、家業を継いだ。全くの異業種での経験が、事業承継にどのように生かされたのかを聞いた。

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「それで、いつ帰ってくるんだ?」突然、父の誘い 総合電機メーカーから、製薬会社「あすか製薬」に転身した5代目 /山口惣大ロングインタビュー#1

2024.05.13

産婦人科領域や甲状腺領域などに、無類の強さを発揮する製薬会社がある。月経困難症治療のための低用量ピルなど多様なホルモン製剤を発売し、特に甲状腺ホルモン製剤は国内90%以上のシェアを占めるのが「あすか製薬」(東京都港区)だ。100年以上前、動物の臓器から医薬品を作り出すという斬新な発想でスタートした企業の代表に2021年、5代目代表として山口惣大氏が就任した。全くの異業種から社長を継いだ事業承継のストーリーを聞いた。

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日本の中小企業、後継者が決まっているのは10%だけ 事業承継が課題に、マッチング支援も登場

2024.05.10

日本におよそ300万社あるとされる中小企業は、国内企業の99.7%を占めますが、近年、その多くが後継者不足に悩んでいます。日本政策金融公庫の「事業承継マッチング支援」は、後継者難などを理由に「事業を譲りたい」と考える人と、創業や新分野進出などを目的に「事業を譲り受けたい」と考える人をつなぐ、無料のマッチングサービスです。実績はどれくらいあるのでしょうか。

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50%以上の税金を取られることも…会社を継ぐとき、株式が巨大な負担に 国は、中小企業のため特例措置を整備

2024.05.09

高度経済成長期、いわゆる「日本が一番元気だったとき」に30歳前後で旗を上げた経営者が、2024年には80歳から85歳を迎えている。どの企業も承継は待ったなしだが、最大の障壁は、自社株式を引き継ぐことに伴う税金だ。最大55%という相続税の負担に耐えられず廃業する企業を出さないため、国は事業承継税制を設けており、中小企業には特例措置もある。

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街で35年ぶりの新船、曽祖父が作った漁業会社を再生した道のり 漁業は結局「神頼み」、それでも「ノドグロ日本一」を目指して

2024.05.08

漁業事業会社「株式会社 浜田あけぼの水産」(島根県浜田市)は、前身の室崎商店時代を含めると、今年で創設100年を迎える。経営不振で破綻寸前だった室崎商店は、企業再生支援機構の出資を受けて「浜田あけぼの水産」として2011年に再出発した。現在は、高級魚ノドグロの漁獲量が好調で、水産加工品の商品開発にも力を入れている。2014年に会社を引き継いだ室﨑拡勝氏に、事業再生に立ちはだかる壁と今後の展望について聞いた。

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県会議長も務めた豪腕経営者の企業、破綻寸前に… 「二度と迷惑かけない」ひ孫が再生したきっかけに「ノドグロ」の豊漁

2024.05.07

日本海に面した地方都市の漁業事業会社「株式会社 浜田あけぼの水産」(島根県浜田市)は、前身の室崎商店時代を含めると、今年で創設100年を迎える。しかし、その歴史は決して平たんではなかった。不採算部門の赤字と撤退した事業等の負債が累積して経営破綻寸前になったため、企業再生支援機構の出資を受けて「浜田あけぼの水産」として2011年に再出発した。2014年に会社を引き継いだ室﨑拡勝氏に、一度は諦めかけたという事業承継までの道のりと、創業者一族として事業再生を担う決意を聞いた。