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「あの会社は恩を忘れた」と思われるリスクとは 事業承継時に顕在化する「人脈の課題」、危機管理のプロに聞く

2024.05.30

日本経済は今、経営者の高齢化とともに事業承継が課題になっています。日本総険(本社・高松市)は、「保険中立人」としてクライアントと保険会社の間を取り持ち、リスク管理の面から経営サポートをしています。事業承継は、経営者交代に伴うリスクの一つ「人脈の課題」が顕在化するタイミングでもあるといいます。日本総険の葛石晋三専務に、事業承継におけるリスク管理の必要性について聞きました。

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「日本人のリスク管理、アジア最下位レベルでは」 米国の制度導入、経営リスク管理のプロ「保険仲立人」として活躍する四国の企業

2024.05.29

「保険仲立人」とは顧客と保険会社の間を取り持ち、双方にとってフェアで有意義な契約をサポートする存在です。四国にある「日本総険」(本社・高松市)は、1996 年に創業し、保険仲立人に関するアメリカの制度を日本に導入して、リスク管理面で企業経営をサポートしています。「アジア最下位レベルでは」と指摘される日本企業のリスク管理について、葛石晋三専務に話を聞きました。

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「なんで誰も止めてくれなかったの…」4億5千万円を溶かした3代目 「GO」アプリのタクシー会社、自ら乗務員となった社長の復活劇

2024.05.24

タクシー業界の常識を変えた配車アプリ「GO」。それを手がけた業界最大手の「日本交通」の3代目社長だった川鍋一朗氏は、入社後に巨額の損失を出す失敗をしながらも、自らタクシー乗務員を務め、次々に画期的なサービスを打ち出してきた。専門知識を持つ運転手の案内で観光スポットを巡ったり、介護研修を受けた乗務員がサポートしたり。強力なライバルとの対峙や、今後の展開について、川鍋氏に聞いた。

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「GOする?」タクシー業界の常識を変えたアプリ 34歳で社長になった仕掛け人、祖父は野獣のような「昭和のタクシー王」

2024.05.23

タクシーが劇的な進化を遂げている。タクシーアプリ「GO」の登場により、スマートフォン一つで簡単に呼べ、支払いも瞬時にできるようになった。その「GO」の仕掛け人が、業界で売り上げNO.1のタクシー会社「日本交通」(東京都千代田区)の3代目社長だった川鍋一朗氏だ。業界最年少の34歳で家業を継ぎ、経営難だった日本交通を立て直した。タクシーならではの特別なサービスを次々と生み出し、若いドライバーを育てている。事業承継でイノベーションを生み出した、日本交通の経営戦略について、川鍋氏に迫った。

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「時代は変わる。挑戦者を応援したい」 かつて大リーグ投手を目指した投資会社社長、地域と地球のために

2024.05.22

不動産事業やホテル事業に投資し、経営管理する投資会社「ストライダーズ」(東京都港区、東証スタンダード市場)。2018年、34歳の若さで父から会社を継いだ早川良太郎社長は、かつて大リーグを目指してアメリカの大学で投手として活躍した異色の経歴を持つ。野球の道を離れ、オリックスで6年間、ビジネスマンとしてキャリアを積んだ早川社長に、ストライダーズ入社後の軌跡と、今後の展開を聞いた。

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「日本酒を絶対に途絶えさせない」 日本に「純米酒」や「特別な酒米」を復活させた350年続く京都の酒蔵とは

2024.05.17

1673年に和歌山県で創業、戦時下の大空襲をきっかけに京都・伏見に移転し、昨年350周年を迎えた玉乃光酒造(京都市伏見区)。戦後、日本に「純米酒」や、特別な酒米を復活させた蔵元だ。義理の父から会社を承継し、2023年9月に社長に就任した羽場社長が目指す玉乃光酒造、そして日本酒業界の未来について、話を聞いた。

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350年続く京都の酒蔵、コロナ禍で経営危機に 「義父が完全に任せてくれた」挑んだ公認会計士出身14代目

2024.05.16

1673(延宝元)年に和歌山県で創業、戦時下の空襲をきっかけに京都・伏見に移転した玉乃光酒造(京都市伏見区)。今やコンビニやスーパーで当たり前のように見かける「純米酒」を日本に復活させた蔵元だ。14代目の羽場洋介社長は、2023年9月に義理の父から会社を引き継いだ。「コロナがなかったら社長にはなっていなかった」と語る羽場社長に、事業承継の経緯や「改革したもの」と「残したもの」について聞いた。

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「美味しんぼ」にも登場、京都の純米大吟醸が3年連続金賞受賞 実は、日本に純米酒を復活させた酒蔵

2024.05.16

画像提供:玉乃光酒造(株) 日本酒製造「玉乃光酒造」(京都府伏見区)の「純米大吟醸 備前雄町100%」がこのほど、モンドセレクション2024の金賞を受賞した。味わいや高級感が評価され、今年で3年連続の受賞となる。

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「生理の悩み」を我慢しないで!薬と環境づくりで支える「あすか製薬」オーナー企業だからこそできる、目先の利益だけを追わないビジョンとは /山口惣大ロングインタビュー#3

2024.05.15

月経困難症のための低用量ピルをはじめとして、多様なホルモン製品を取り扱い、その中でも甲状腺ホルモン製剤で国内90%以上のシェアを占める「あすか製薬」(東京都港区)。100年以上の歴史を誇り、今も創業家の5代目社長、山口惣大氏が率いる創業家企業だ。こうしたファミリービジネスは、創業家に利潤や権力が集中しがちという批判を受けることがあるが、医薬品開発には長い年月がかかるため創業家の強みを背景に長期的なビジョンを追求できる面もある。あすか製薬は、その強みを生かして、女性ならではの悩みに医薬品と、疾患啓発による受診しやすい環境づくりでアプローチを続けている。

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製薬と電機、特許の数が全然違う? 「特許が全て」は固定概念、日立製作所から転身の製薬会社社長が語る /山口惣大ロングインタビュー#2

2024.05.14

月経困難症治療のための低用量ピルなど、産婦人科領域で多様な製品を取り扱い、甲状腺領域におけるホルモン製剤では国内90%以上のシェアを占める製薬会社「あすか製薬」(東京都港区)。2021年、5代目代表に就任した山口惣大氏は、総合電機メーカー「日立製作所」から転身し、家業を継いだ。全くの異業種での経験が、事業承継にどのように生かされたのかを聞いた。