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STRATEGY
まゆ毛や体毛の育毛剤「ミクロゲン・パスタ」だけをつくる9人の製薬会社とは ソフトバンクから来た4代目社長、新たな客層を開拓
2024.10.28
まゆ毛、ヒゲなどの体毛用育毛剤(頭髪、マツ毛を除く)としてほぼ唯一の薬「ミクロゲン・パスタ」。わずか9人の小さな製薬会社「啓芳堂製薬」(東京都文京区)が製造・販売している。1958年の発売以来、ニッチなカテゴリでありながら、「まゆ毛が薄い」「ヒゲを生やしたい」といった悩みを持つ人たちに根強く愛されてきた。2020年に事業を承継した4代目代表取締役社長である中島健雄氏(61)に、70年近く愛されてきた軌跡と、DX化を通した新たな顧客の獲得について聞いた。
STRATEGY
「まゆ毛や体毛の育毛剤」だけを作る会社、薬事法改正でピンチに SNSマーケティングでソフトバンク出身4代目社長が気付いた「マイノリティー」の市場
2024.10.28
「頭髪・まつ毛以外の育毛剤」としてほぼ唯一といえる「ミクロゲン・パスタ」。製造元は、わずか9人の小さな製薬会社「啓芳堂製薬」(東京都文京区)。この薬1種類だけを長年手がけている。1958年の発売以来、体毛用育毛剤というニッチなカテゴリでありながら、眉毛や体毛の薄さに悩む人たちに根強く愛されてきた。創業者の孫で、4代目代表取締役社長・中島健雄氏は、通信業界大手ソフトバンクから50代で家業に戻り、コロナ禍の中でブランディング、マーケティングの変革を進めた。中島氏の、事業を承継して改革に至るドラマに迫った。
STRATEGY
病魔に倒れ、ひらがなが分からなくなった「鎌倉のカレー女王」 それでもコロナ禍で売り上げを伸ばす手腕とは
2024.10.23
主力の「鎌倉カレー」をはじめとして、時代のニーズに応える先進的な商品開発でヒット商品を連発する、カレールーなどの製造・販売会社「エム・トゥ・エム」。現社長の伊藤眞代(まこ)氏(54)は、28歳で倒産寸前だった家業を父から承継し、業績をV字回復させて「鎌倉のカレー女王」と呼ばれるまでになった。しかし、47歳で突然病魔に襲われ、平仮名や数字の大小が分からないという重い後遺症を負った。それでも、社長としての歩みを続ける伊藤氏に、社長就任後の軌跡と今後の展望を聞いた。
STRATEGY
借金1億5千万円で倒産寸前から復活した「鎌倉のカレー女王」 元生保レディのガッツで、下請けの悲哀を脱出
2024.10.23
「鎌倉のカレー女王」と呼ばれる社長がいる。28歳でカレールー製造・販売の家業を継いだとき、会社は1億5千万円の借金を抱え、倒産寸前だった。しかし、事業承継直後から業績をV字回復させ、主力の「鎌倉カレー」をはじめ、時代のニーズに応える先進的な商品開発でヒット商品を連発している。「鎌倉のカレー女王」こと株式会社エム・トゥ・エムの伊藤眞代(まこ)社長(54)に、壮絶な事業承継の経緯を聞いた。
TECHNOLOGY
【第29回放送】生成AIと事業承継の融合
2024.10.20
今回はゲストに一般社団法人サクセッション協会 フェロー 中山良一氏を迎え、生成AIと事業承継を融合させる試みを紹介する。これまで番組で取り上げてきた様々な企業の事業承継の事例・データをAIに読み込ませることで、事業承継に必要な解決策やヒントを示してくれるAI賢者の選択(入山章栄教授バージョン)を使って、AIが課題解決の事例として示したケースを紹介する。これまで番組で蓄積してきた事業承継の知見を基に、成功事例を形式知化し、実践的にサポートしていくためのツールだ。人間よりAIの方が得意な領域がある一方で、人間にしかできない知の探索とは?AI時代のビジネスパーソンの役割とは?
STRATEGY
「佃煮」を知らない若者たちへ 佃煮発祥の老舗を継ぐ立教大卒30歳、江戸時代と同じ味とメニューを目指して
2024.10.18
浅草寺の門前町として栄えた江戸浅草瓦町(現在の台東区浅草橋)。江戸時代末期の1862(文久2)年、この地に初代大野佐吉が佃煮店「鮒佐」を構え、日本で初めて「佃煮」を生み出した(※諸説あり)。以来、160年以上「一子相伝」の味を守り、終戦直後から同じタレを使い続けている。父から6代目大野佐吉を継ぐため、大野真徳さん(30)は立教大を卒業後、新卒で鮒佐に入社し、修行を続ける。「佃煮」の味と文化への思いと、新たな挑戦について聞いた。
STRATEGY
ヒーローは浅草の「佃煮屋」の祖父と父だった 江戸時代から「一子相伝」の味を継ぐ、立教大卒の30歳
2024.10.18
浅草寺の門前町として栄えた江戸浅草瓦町(現在の台東区浅草橋)。江戸時代末期の1862(文久2)年、この地に初代大野佐吉が佃煮店「鮒佐」を構えた。魚介類を醤油で煮る佃煮の原型を初めて作り、160年以上にわたって「一子相伝」の味を守り続けている。5代目の父のもと、6代目大野佐吉を継ぐため修行中の大野真徳さん(30)に、家業と承継に対する思いを聞いた。
TECHNOLOGY
【第29回放送】生成AIと事業承継の融合(予告編)
2024.10.16
今回はゲストに一般社団法人サクセッション協会 フェロー 中山良一氏を迎え、生成AIと事業承継を融合させる試みを紹介する。これまで番組で取り上げてきた様々な企業の事業承継の事例・データをAIに読み込ませることで、事業承継に必要な解決策やヒントを示してくれるAI賢者の選択(入山章栄教授バージョン)を使って、AIが課題解決の事例として示したケースを紹介する。これまで番組で蓄積してきた事業承継の知見を基に、成功事例を形式知化し、実践的にサポートしていくためのツールだ。人間よりAIの方が得意な領域がある一方で、人間にしかできない知の探索とは?AI時代のビジネスパーソンの役割とは?
STRATEGY
「付加価値-営業変動費=顧客価値」 コロナ禍を乗りこえた、牛肉料理老舗の「おもてなし」とフェアな経営とは
2024.10.11
1895(明治28)年、東京・本所に牛鍋屋として創業した「今半」。その日本橋支店が1956(昭和31)年に独立した「人形町今半本店」は、すき焼きや鉄板焼きなどの飲食店を全国に6ブランド19店舗構え、黒毛和牛のすき焼き・鉄板焼きなどの提供をはじめ、弁当、惣菜、ケータリングなどを幅広く手がけ、日本の牛肉文化を牽引してきた存在といえる。2023年に兄から経営を受け継いで社長となった現社長・髙岡哲郎氏に、「顧客価値」というおもてなしの指標や、従業員と一体になって経営する企業のあり方について聞いた。
HUMAN RESOURCE MANAGEMENT
「机上の空論」だった老舗のアトツギ息子が、現場でパートさんに怒られまくって学んだこと
2024.10.11
1895(明治28)年、東京・本所に牛鍋屋として創業した「今半」。その日本橋支店が1956(昭和31)年に独立した「人形町今半本店」は、すき焼きや鉄板焼きなどの飲食店を全国に6ブランド19店舗を構え、黒毛和牛のすき焼き・鉄板焼きなどの提供をはじめ、弁当、惣菜、ケータリングなどを幅広く手がけ、日本の牛肉文化を牽引してきた存在といえる。現社長・髙岡哲郎氏に、父そして兄から老舗「人形町今半」の経営を引き継ぐまで、留学やホテル事業、レストランでパート社員に怒られながら成長してきた軌跡を振り返ってもらった。