ARTICLE記事一覧

TOP 記事一覧

604件

S経営戦略

STRATEGY

「伝統のお酢」が「酒」判定で7000万円追徴課税、それでも死守した製法 不屈のメンタルを持つ5代目当主が目指す“モテるお酢屋”とは

2024.08.23

京都府宮津市で130年の歴史を誇る老舗お酢屋「飯尾醸造」。看板商品の富士酢が漫画「美味しんぼ」で「真心に応える食品」として取り上げられるなど、真摯なもの作りを貫いてきた。5代目当主・飯尾彰浩氏(49)は、「真面目」な企業姿勢はそのままに、「モテるお酢屋」というユニークな経営理念を新たに提唱している。顧客やスタッフ、地域から深く愛される企業に育てた極意を聞いた。

S経営戦略

STRATEGY

売上げ前年比231%の「富士ピクル酢」 フードロス削減を狙って起こした「業界のうねり」

2024.08.22

コロナ禍による健康志向の高まりで、「お酢」市場が大きく伸長している。その中でも、飯尾醸造(京都府宮津市)の「富士ピクル酢」は、売上高が前年比231%を達成(2024年4-6月期)する出色のヒットだ。2010年に発売された「ピクルス専用酢」の先駆けは、フードロス削減にも大きく貢献しているという。

S経営戦略

STRATEGY

「自分から売り込まない」「田植えをエンタメ化」…京都で130年続くお酢屋の5代目が打ち出した“逆転の発想”

2024.08.22

従業員数36名、売上約4億円と小規模ながら、今もっとも注目を集めるお酢メーカー「飯尾醸造」(京都府宮津市)は、130年の歴史を誇る老舗だ。一般的な米酢基準の5倍もの米を使って伝統製法で手がける「富士酢」を軸に、ピクルスや手巻き寿司専用酢など、大手が追随する新市場を次々と開拓してきた。5代目当主・飯尾彰浩氏(49)のモットーは「弱者こそ強い」。逆転の発想の源は、新卒入社した“世界No.1企業”での挫折だった。

S経営戦略

STRATEGY

事業承継、最大のハードル「税金」 高齢化する経営者、急な世代交代で不要な納税をしないためには

2024.08.21

中小企業の事業承継について専門家とともに学ぶ「サクセッションアカデミー」(主催・一般社団法人サクセッション協会)が5月8日、東京都銀座及びZOOMによるオンラインで行われました。今回は、「事業承継の法的・税務上の基本事項」をテーマに、事業承継において最大の課題の一つである「税金」に関わる知識を学びました。専門家は、法的・税務的な知識がなければ事業承継時に本来なら必要のない税金を支払ってしまうなどのリスクがあると指摘しました。

S経営戦略

STRATEGY

社長だった父の遺書「もう歯ブラシに金をかけるな」 それでも独創的な歯ブラシを手がける「ロールモデル」無き女性経営者の思い

2024.08.20

化学物質過敏症の人たちも使える、竹の歯ブラシなどで注目される歯ブラシメーカー「ファイン」。1948年に創業し、夫から妻、そして子へと事業承継する形で続いてきた。2010年に3代目社長となった清水直子氏は、「事業承継を機に会社は大きく変わった」と語る。ロールモデルが少ない「女性」の後継者として、どのような思いで事業を継ぎ、展望を描いているのか聞いた。

S経営戦略

STRATEGY

一般的な歯ブラシを使えない「化学物質過敏症」の人たちのために 竹の歯ブラシを作り続けるメーカー、「脱プラ」でも人気

2024.08.19

一般的なプラスチックの歯ブラシが使えない人たちがいる。プラスチックなどに反応してしまう、化学物質過敏症の人たちだ。歯ブラシメーカー「ファイン」は、こうした人たちのために、化学物質を使わない歯ブラシ「MEGURU(メグル) 竹の歯ブラシ」を作り続けている。当事者にとって無くてはならない品だが、近年はプラスチック削減の一環として多くの消費者に受け入れられており、売上も急増しているという。

S経営戦略

STRATEGY

社長は実の母、「バチバチの対立」で娘の顔中にじんましん 歯ブラシメーカーを継ぎ、ポロッと出た「ごめんね」

2024.08.19

戦後直後にローソクメーカーとして創業し、歯ブラシ事業を分離独立させる形で誕生したファイン株式会社。プラスチックを使わない、環境や健康に優しい歯ブラシなどで注目を集めている。現社長の清水直子氏は、2010年に母から継ぐ形で社長に就いた3代目だ。「もともと家業を継ぐつもりはまったくなかった」と語る清水氏に、どんな経緯で会社を継ぐことになったのか、話を聞いた。

S経営戦略

STRATEGY

【第28回放送】賢者の選択サクセッションCLUB発足特別対談 入山×星野 ファミリービジネス経営論

2024.08.18

今回は、スペシャル企画として、事業承継に特化した経営者コミュニティー「サクセッションCLUB」でのイベント内にて公開収録を行った。 番組MCの入山氏と星野リゾート 代表 星野佳路 氏が、会場の事業承継の当事者らと知見を共有しながら様々なケースを語り合う。 事業承継は継ぐ側だけではなく、継がせる側も重要。星野氏が薦めるファミリービジネス経営論とは?

H人事戦略

HUMAN RESOURCE MANAGEMENT

中小企業の「アトツギ」を支援、東京で9月にサマーキャンプ開催 ゲストに元日本代表監督、岡田武史さんら登場

2024.08.13

日本企業の99%を占める中小企業の後継者問題が深刻化している。廃業が急増すれば、多くの雇用やGDPが失われる。こうした課題を克服するため、全国各地の後継者や後継予定者を支援するイベント「アトツギSUMMER CAMP」(主催・中小企業庁)が9月、東京都で開かれる。元サッカー日本代表監督の岡田武史氏や、カリスマ社長だった父から事業を継承して会社を大きく成長させたジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOの髙田旭人氏らがゲストで登場する。

S経営戦略

STRATEGY

インターネット台頭で「セレクトショップ100%では未来がない」 オリジナル家具にかじを切ったリビングハウスの「空間×時間」とは

2024.08.09

1942年に個人商店として創業した、家具・インテリアの企業「リビングハウス」(東京都港区)。2011年に3代目として北村甲介氏が就任して以来、全国37の店舗網を拡大し、オリジナル家具の販売や企業のプロモーション支援などの事業もスタートするなど、大きく成長している。事業承継を機に飛躍した、その秘訣は何なのだろうか。父から会社を継いだ当初課題に感じていたこと、実際に行った施策などについて北村氏に聞いた。