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STRATEGY
旅館なのに「週休3日」? 神奈川の小さな温泉街で、それでも売り上げをキープする4代目女将の戦略
2024.07.19
神奈川県秦野市の鶴巻温泉にある旅館「元湯陣屋」は、囲碁や将棋のタイトル戦が行われる有名老舗旅館だったが、2009年に4代目女将の宮﨑知子代表取締役が承継するまで約10億円の負債を抱えていた。しかし、自社で開発した旅館ホテル専用の事業管理システム「陣屋コネクト」で改革を進め、数年で経営を再建した。DX化に加えて注目すべきポイントは「週休3日」という旅館には珍しい営業形態だ。導入の狙いと成果について、宮﨑氏に聞いた。
STRATEGY
結婚して継いだ老舗旅館は、負債10億だった… 4代目女将、エンジニアを雇ってV字回復できた理由とは
2024.07.18
神奈川県秦野市の鶴巻温泉にある旅館「元湯陣屋」。囲碁や将棋のタイトル戦にも使われる有名老舗旅館だ。しかし、4代目の宮﨑知子・代表取締役女将が夫の実家である陣屋を事業承継したとき、負債総額は10億円にも上っていた。そこで、宮﨑社長が最初に雇ったのはエンジニア。アナログだった業務管理を、自社で開発したIT管理システムで改革し、数年で経営を再建した。どのように業界の革命児となったのか聞いた。
STRATEGY
「自分だけの手柄にするな!」企業のアトツギ経営者に大切な「勘所」とは 実力だけではうまくいかない事業承継
2024.07.17
同族企業で、「子どもの実力はまだまだ」と言って、代表から退くことを渋る経営者は多い。ただ、それは必ずしも社長側の問題ではなく、本当に後継者に課題がある場合もある。自身も父親の会社を継いだものの、2年半で社長を解任された苦い経験をもつ関根壮至氏は、自身の経験を生かし「アトツギ」のためのコンサルとして活躍する。関根氏に、事業承継をスムーズに行うため「次世代」が押さえるべきポイントを聞いた。
STRATEGY
父から継いだ社長を2年半で解任された苦い記憶 「経営より家督?」中小企業の「アトツギ問題」を支援するコンサル社長
2024.07.16
同族企業の事業承継は、「継ぐのが当たり前」というイメージをもたれがちだが、実は簡単ではない。親族ならではの複雑な感情が入ったり、企業体質の変革が難しかったり。「アトツギ経営者」のためのコンサルティング会社「ランナーズ」の関根壮至代表取締役も、父の会社を承継して「痛い目」にあった過去がある。現在は、苦い経験を生かして、同族経営にありがちなトラブルを未然に防ぎ、円滑な事業承継を支援している。関根氏が、同族企業の事業承継で不可避である「家」の問題を語った。
HUMAN RESOURCE MANAGEMENT
【第27回放送】金融庁の事業承継(予告編)
2024.07.14
「企業再生・事業再生に経営者や人材は非常に重要だ。」そう語るのは、金融庁 監督局長 伊藤 豊氏だ。伊藤氏が立ち上げを先導し、金融庁が推進しているのが、経営人材マッチングプラットフォーム「REVICareer(レビキャリ)」だ。 レビキャリとは、全国の地域金融機関を仲介役として、大企業でキャリアを積んだ人材と、地域の中堅・中小企業とを繋ぐ経営人材マッチング事業。レビキャリに登録する求人企業は、すべて地域金融機関の取引先のため、経営課題や求める人材像まで把握できているのが特徴だ。大手の民間人材紹介会社も様々な人材サービスを提供する中、なぜ、金融庁が経営人材マッチング事業を手掛けるのか?その意義と展望を伺った。また実際にレビキャリを通してマッチングが成立した事例を紹介。大企業から地域企業の経営人材へ転職した方に話を伺い、新しい事業承継人材の潮流を考える。
STRATEGY
14歳で決意したガラス工芸「江戸切子」の道 「職人はお金じゃない」というイメージに一石を投じる伝統工芸士の思い
2024.07.12
中学2年のとき、母親と訪れたデパートで、一生をささげる工芸品に出会った。それは、江戸時代後期に生まれた日本の伝統的なガラス工芸「江戸切子」。幾何学的な模様を精密に彫り込む美しさに魅了され、江戸切子職人になるという夢が決まった。自らを「邪血の江戸切子職人、伝統工芸士」と名乗る清水秀高氏(50)に、伝統の技を承継した経緯や、「伝統工芸」という事業を継続していくための戦略について聞いた。
STRATEGY
「味が落ちた」と絶対に言われたくない 丸の内OL、山形県に移住して創業90年の小さな糀屋を事業承継
2024.07.11
全国屈指の米どころ、山形県庄内町で1934年に創業した小さな糀店があった。数名の従業員で手作りする生糀(なまこうじ)が人気で、地元を中心に多くの人に愛されてきた「佐藤糀店」。しかし、3代目夫妻は高齢となり、施設の老朽化もあって後継がピンチとなっていた。そんな糀店を引き継いだのは、丸の内OLから山形にIターンした國本美鈴氏。2024年1月1日から新たに「さくら糀屋」を開業した。なぜ、丸の内OLが山形の小さな糀屋を引き継いだのか、國本氏に聞いた。
STRATEGY
「長男が会社を継ぐ時代」は終わった 事業承継の後継者選び「誰もが納得できる透明性を」
2024.07.10
中小企業の事業承継について専門家とともに学ぶ「サクセッションアカデミー」(主催・一般社団法人サクセッション協会)が5月8日、東京都銀座及びZOOMによるオンラインで開かれました。4回目となる今回は、事業承継の最重要事項である「後継者選定」について理解を深めました。
STRATEGY
「不動産投資は、チャリンチャリンお金が入る不労所得ではない」 借金2億だった20代から復活、リニア開通をにらむ不動産賃貸会社社長 ~山長・後編
2024.07.08
祖父の死をきっかけに、28歳で借金2億円と月20万円の赤字を垂れ流すアパートを相続した「山長」(山梨県甲府市)の長田譲代表取締役。自ら掃除するなど、賃貸経営に主体的に関わることで黒字化に成功したが、再び暗雲が…。賃貸物件の空室率が全国最悪レベルの30%ともいわれる山梨県で、「空き室のないアパート経営」を実現した長田氏は、どうやって復活したのだろう。
STRATEGY
28歳で借金2億、大赤字アパート相続「何で俺ばっかりこんな目に…」 地方の不動産賃貸会社、地獄のスタート ~山長・前編
2024.07.08
899万戸――総務省が発表した、昨年の賃貸物件を含めた全国の空き家の数だ。空き家率は過去最高の13.8%となり、特に地方の状況は深刻で空き家率30%を超える地域もある。そんな大逆風が吹き荒れる地方都市に、賃貸物件の空き室を出さない不動産賃貸会社がある。28歳で赤字アパートと借金2億円を相続し、奈落の底に突き落とされた「山長」(山梨県甲府市)の長田穣代表取締役の復活劇を聞いた。