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インタビュー

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S経営戦略

STRATEGY

日本で初めて「鶏の唐揚げ」を出したレストラン/「料理は科学」3男社長、大震災で知った客の支え~三笠会館の事業承継【前編】

2024.02.15

漫画家の手塚治虫など、名だたる著名人に愛されてきた銀座の老舗レストラン「三笠会館」。1925年に氷水屋として歌舞伎座前で産声をあげ、2年後に食堂へ転身。鶏の唐揚げを初めてメニューに載せたといわれ、以後も和洋中の多様なレストランを自社ビルの各階に擁した「多業態展開」に乗り出すなど、革新的なアイディアで耳目を集めてきた。現在4代目を務める谷辰哉代表取締役社長に、創業家の三男として生まれ、実際に事業を承継するまでの道程について話を聞いた。

S経営戦略

STRATEGY

新ビジネスを志向しないファミリー企業は衰退する/「東洋のスイス」諏訪の地場メーカーが「いいとこ取り」で立ち上げた新会社~小松精機工作所【後編】

2024.02.14

「東洋のスイス」と呼ばれた長野県諏訪市で、地元中堅メーカー「小松精機工作所」が立ち上げた新ビジネスの子会社「ヘンリーモニター」。いま、金属素材や土壌の分析、さらに高級トマト栽培などで商機をつかみつつある。小松精機の創業家出身のヘンリーモニター経営者らは、「日本のファミリー企業で同じようなことができる企業はたくさんある」とし、事業の変化が高速化した現代において、新機軸を志向しないファミリー企業は衰退すると指摘する。

S経営戦略

STRATEGY

「東洋のスイス」の老舗が生んだ新ベンチャー 中堅企業のモデルケースに  小松精機工作所【前編】

2024.02.13

2020年、時計や精密機器で知られ「東洋のスイス」と呼ばれた長野県諏訪市で、地元に根ざした中堅メーカーが、新ビジネスの子会社を立ち上げた。いま、金属素材や土壌の分析、さらに高級トマトまで栽培し、異なる分野への進出で商機をつかみつつある。 「日本のファミリー企業や中堅企業で、同じようなことができる企業はものすごくあると思う」。経営者が語る新ビジネスの秘訣とは━━。

S経営戦略

STRATEGY

「オーガニックで会社を大きくする」は「客に嘘をつく」に近い/タオルの聖地・今治から風雲児が目指す、中小企業が救われる社会とは~イケウチオーガニック【後編】

2024.02.08

タオルの聖地・愛媛県今治市のタオル企業「IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)」は、熱烈なファンの支持を受け、消費経済社会の価値観をひっくり返すことを目指す。タオル界の「スティーブ・ジョブズ」と評される池内計司代表(74)と、緻密な経営者・阿部哲也社長(58)が掲げる「未来の航海図」とは-。

S経営戦略

STRATEGY

病に倒れた”タオル界のスティーブ・ジョブズ”が社長に指名したバイト出身の男/聖地・今治で「赤ちゃんが食べられるタオル」を目指して~イケウチオーガニック【前編】

2024.02.08

「結婚10周年の記念に、ダイヤモンドの指輪ではなく、タオルケットを選びました」―。そんな熱烈なファンが支持するタオルメーカー「IKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)」。タオルの聖地・愛媛県今治市で、オーガニックコットン100%にこだわった製品を作り続けている。2003年に取引先の倒産の煽りを受けて連鎖倒産するという辛酸をなめたが、自社ブランドを確立して不死鳥の如く復活を果たした。その立役者の2代目・池内計司氏(74)=現・代表=は2016年、病気で社長を退任し、バイト出身の社員・阿部哲也氏(58)を新社長に抜擢した。「経営者として正反対のタイプ」という2人は、どのように事業を受け継いだのか-。

S経営戦略

STRATEGY

「私もお世話になったから…」元バックパッカー社長、「地球の歩き方」をV字回復/大切にした「旅人目線」への敬意~新井邦弘社長インタビュー【後編】

2024.02.08

新型コロナウイルス禍で消滅の危機に陥った海外旅行ガイドブック『地球の歩き方』を、出版元のダイヤモンド・ビッグ社から受け継いだ学研グループ。人材や制作体制を丸ごと受け入れ、新会社「地球の歩き方」として再出発した。かつてバックパッカーだった新会社の新井邦弘社長が心がけたのは、「地球の歩き方」のスタッフたちが長年大切にしてきた「旅人目線」の編集文化とブランドだった。そして、地球の歩き方の売上げはV字回復を果たした。

S経営戦略

STRATEGY

消滅の危機だった「地球の歩き方」 救世主は学研グループ/「私もお世話になったから…」元バックパッカー社長の思い~新井邦弘社長インタビュー【前編】

2024.02.07

海外旅行ガイドブックのトップブランド『地球の歩き方』が存続の危機に陥ったのは2020年。新型コロナ感染症拡大により、海外渡航の自粛要請により、売り上げは前年から9割減に。出版元のダイヤモンド・ビッグ社は経営難に陥り、1979年創刊の名門ブランドは消滅の危機に瀕した。そんな時、人材や制作体制も丸ごと受け入れ、新会社「地球の歩き方」として再出発する手厚い事業継承をしたのが、出版・教育大手の学研グループだ。なぜ、どん底の事業を“三顧の礼”で迎えたのか。元バックパッカーという新会社の新井邦弘社長に、事業譲渡の経緯と他社ブランドを引き継ぐ際の心構え、その後のV 字回復について聞いた。

H人事戦略

HUMAN RESOURCE MANAGEMENT

「会社を継ぐ子が取引先で修行」は絶対ダメ/企業の事業承継を成功させる人物とは~入山教授インタビュー#4【全4回】

2024.02.07

中小企業、特に同族企業の事業承継を成功させることが日本経済の鍵となっている。では、どんな人物が家業を継げば、事業が大ブレークする「第2創業」を起こせるのか。家業から遠い経験をした承継者がイノベーションを起こす、とする入山章栄早稲田大学大学院教授に、その理由を聞いた。

H人事戦略

HUMAN RESOURCE MANAGEMENT

カリスマ経営者ほど我が子がバカに見える/中小企業の「第2創業」、親子の対立を超えるには~入山教授インタビュー#3【全4回】

2024.02.07

中小企業、特に同族企業の事業承継を成功させることが日本経済の鍵となっている。では、どんな人物が家業を継げば、事業が大ブレークする「第2創業」を起こせるのか。家業から遠い経験をした承継者がイノベーションを起こす、とする入山章栄早稲田大学大学院教授に、その理由を聞いた。

I新規事業

INNOVATION

タニタにスノーピーク、東大阪の工場、北陸の伝統産業/同族企業の第2創業、成功者たちとは~入山教授インタビュー #2【全4回】

2024.02.07

「第2創業」という言葉を、入山章栄早稲田大学大学院教授が知ったのは10年ほど前のこと。若い承継者が、従来の事業に新しい価値を吹き込み、会社を変革した例が多いことを知った。第2創業への期待を入山教授に聞いた。