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新規事業に関するおすすめ本10選! 段階的に必要なスキルを学べる

インターネットやSNSは、断片的な情報のみが書かれている場合が多いため、著者のリアルな体験に基づいた考え方やノウハウが学べるのに適しているのは、本であると言えます。そこで事業承継に興味がある人向けに、新規事業について書かれた本のおすすめを紹介します。この記事を参考に本から必要な知識を身につけ、新規事業をスムーズに進めましょう。

新規事業に必要な知識を学べる本

『ゼロからつくるビジネスモデル』

著者の井上さんはビジネスモデル研究の第一人者で、本書はアイデア創出からビジネスモデル構築、事業の循環まで網羅されています。起業や新規事業に必要な知識を一般的な理論から具体的な事例までわかりやすく説明されています。新規事業を興す際は、既存のものを分析して理解するところから始める、アイデアを技術として発想につなげる方法などさまざまなヒントが散りばめられています。

タイトルゼロからつくるビジネスモデル(amazonリンクに飛びます)
著者井上 達彦
発行日2019年11月29日
出版社東洋経済新報社

『ビジネスモデル2.0図鑑』

100個のビジネスモデルを図式化し、「ヒト・モノ・カネ・情報」の観点で以下のように分類されています。

・ヒト:新たな「ステークホルダー」を巻き込む
・モノ:新たな「コアバリュー」を提供する
・カネ:新たな「お金の流れ」をつくる
・情報:新たな「テクノロジー」を使う

過去のビジネスモデルを学ぶことで、自分のアイデアを膨らませたり、ビジネスモデルに落とし込むときの参考にしたりすることができます。

タイトルビジネスモデル2.0図鑑(amazonリンクに飛びます)
著者近藤 哲朗
発行日2018年9月29日
出版社KADOKAWA

『この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる』

本書は、「基礎知識」「63の成功パターン」「ビジネスモデルの作り方」まで、ビジネスモデルの基礎から実践まで網羅されています。時代が変化しても、稼げる大企業が持っているビジネスモデルの本質は変化しないことを理解することで、自社の事業立案やマーケティングに活用できます。

特に社会やビジネスに対する知見を広げてスキルアップを目指したいという方にオススメの一冊です。

タイトルこの一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる
(Amazonリンクに飛ぶ)
著者根来 龍之、富樫 佳織、足代 訓史
発行日2020年11月20日
出版社SBクリエイティブ

新規事業立ち上げのプロセスについて学べる本

『最速の90日!新規事業成功バイブル』

いきなり新規事業を任せられても、何から始めればいいのかわからないという方が多いでしょう。そんなときは、アイデア発想法から市場調査、事業計画の見直しなど新規事業が成功するまでの最速の手順が解説されている本書を参考にしましょう。

企業・株主・銀行・監督省庁から求められる項目を網羅した「マスター事業計画書」と、イノベーション思考が身につく「新結合カード」をダウンロードすれば、新規事業計画の実践により役立てることができます。

タイトル最速の90日! 新規事業成功バイブル 「君に任せたよ」と上司に言われたら……
(Amazonリンクに飛ぶ)
著者伊藤 大輔
発行日2020年2月5日
出版社現代書林

『新規事業立ち上げの教科書』

本書は、新規事業は新しい商品やサービスを考えるだけではなく、営業を重視することが事業の立ち上げにおいて重要であることを教えてくれる一冊です。どんなに優れた商品やサービスを開発しても、営業力がないとそれらは売れません。

また新規事業立ち上げの全体ノウハウが学べるので、起業家やフリーランスの方はぜひ手にとってみてください。

タイトル新規事業立ち上げの教科書 ビジネスリーダーが身につけるべき最強スキル
(Amazonリンクに飛ぶ)
著者冨田 賢
発行日2014年8月21日
出版社総合法令出版

『新規事業の実践論』

本書は、新規事業の立ち上げにおいて重要なメソッドである、メンバーの選び方や社内会議の攻略法などが詳細に解説されています。著者の麻生さんはリクルートの元新規事業開発室長で、5,000の事業を支援してきた経験をもとに執筆されています。

また新規事業を失敗させないためのポイントも解説されているので、本書を参考にすることで事業の成功確率が上がるかもしれません。

タイトル新規事業の実践論(Amazonリンクに飛ぶ)
著者麻生 要一
発行日2019年12月6日
出版社NewsPicksパブリッシング

『社内新規事業コンパス』

本書は、会計の視点で新規事業を評価しないことや、人間関係の質が事業をつくることなど、リレーショナルスタートアップの技法について詳しく解説されています。著者の大槻さんは、長年にわたって新規事業の立ち上げに必要な人材や組織作りのサポートに尽力してきた方です。

新規事業について悩んでいる人は、本書の新規事業を立ち上げるための具体的なステップとアクションを結集したマニュアルを読むことで、悩みが解決できるでしょう。

タイトル社内新規事業コンパス――イノベーションを起こすための[リレーショナルスタートアップ]の技法(Amazonリンクに飛ぶ)
著者大槻 貴志
発行日2021年4月16日
出版社技術評論社

新規事業の実務において役立つ本

『これだけ!PDCA』

本書を読むことで、新規事業立ち上げに最も重要なスキルである「PDCAサイクル」を使いこなせるようになります。新規事業はいくつもの仮説設計と検証を繰り返して答えにたどり着く必要があるため、PDCAサイクルは身につけるべきスキルです。

本書では、PDCAサイクルが回らない理由やどうしたら回るのかを事例を含めて解説されています。

タイトルこれだけ!PDCA(Amazonリンクに飛ぶ)
著者川原 慎也
発行日2012年7月18日
出版社すばる舎

『イノベーションの再現性を高める 新規事業開発マネジメント』

本書は、不確実性の高くなる新規事業について体系立てて整理されている一冊です。著者の北嶋さんは、新規事業開発のアドバイザーとして実務に関わり、人材育成および会社経営をしながらサービス開発をしているので、複数の視点から学ぶことができます。

したがって、これから新規事業を立ち上げる方だけではなく、すでに実行していて部下指導などに悩んでいる方にもオススメです。

タイトルイノベーションの再現性を高める 新規事業開発マネジメント
(Amazonリンクに飛ぶ)
著者北嶋 貴朗
発行日2021年9月2日
出版社日本経済新聞出版

『御社の新規事業はなぜ失敗するのか?』

新規事業にはネガティブなイメージがつきまとい、たいていの新規事業はうまくいかないことが多いのが実情です。そこで本書では、そのような現状を変える方法が明らかにされています。

新規事業をこれから始める方や進め方に悩んでいる方にオススメの一冊です。

タイトル御社の新規事業はなぜ失敗するのか?(Amazonリンクに飛ぶ)
著者田所 雅之
発行日2020年2月18日
出版社光文社

まとめ

本記事では、新規事業を立ち上げる上で役に立つ本を10冊、ピックアップしてご紹介しました。
過去記事では、事業承継の相談先について詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にして利用してみてはいかがでしょうか。
(「事業承継の相談はどの専門家にすべき?」)

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賢者の選択 サクセッション編集部

賢者の選択サクセッションでは、⽇本経済の課題解決と発展のためには、ベンチャー企業の育成と併せて、これまでの⽇本の成⻑を⽀えてきた成熟企業∕中堅‧中⼩企業における事業承継をフックとした経営資源の再構築が必要であると考えています。 ビジネスを創り継ぐ「事業創継」という新しいコンセプトを提唱し、社会課題である事業承継問題に真摯に向き合うことで、様々な事業承継のケースを発信しています。 絶対解の存在しない事業承継において、受け継いだ経営者が事業を伸ばす きっかけとなる知⾒を集約していきます。

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