COLUMNコラム

TOP 経営戦略 47色から選択可能なソファ、人気上昇中 リビングハウス、売上高の10%占めるヒットに
S経営戦略

47色から選択可能なソファ、人気上昇中 リビングハウス、売上高の10%占めるヒットに

家具・インテリア企業「リビングハウス」のソファ「NESSO(ネッソ)」が、2022年5月の発売以来、年々売り上げを伸ばすヒット商品として注目を集めている。47色もあるカラーバリエーションなど、ユーザーの好みに合わせた選択ができることが人気の理由だ。

全47色、360度使えるソファ

「NESSO」は、リビングハウスの商品のうち、売り上げトップを誇り、売上高は全商品の約10%を占める。優れた機能性と豊富なカラーバリエーションが特長だ。

まず、背もたれが自由に動かせる機能により、使用者のニーズや使用シーンに応じて自由にカスタマイズできる。

クッションレストを外して床で使用したり、ソファ自体を動かさずに体の向きを変えたりすることも可能だ。背もたれには強力な滑り止めがついているため、ズルズルと滑ってしまうのがストレスになることもほとんどない。

また、全47色の中から、インテリアの雰囲気や個人の好みに合わせた選択が可能な点も魅力となっている。デザイン面も、後ろから見た時の「ゴツさ」を感じることもなく、360度どの角度から見ても美しいデザインだ。

事業承継で大きく成長

リビングハウスは、1942年に大阪で個人商店としてスタートした企業だ。

長くセレクトショップの運営をしてきたが、2011年、3代目の北村甲介氏の社長就任を機にオリジナル家具の開発・販売など様々な事業を展開するようになり、大きく成長した。

海外ブランドの独占契約もしていて、全商品のうち約8割は「リビングハウスでしか購入できない商品」となっており、今では全国に37店舗を展開する。

取材・文/川島愛里

FacebookTwitterLine

賢者の選択サクセッション編集部

日本の社会課題である事業承継問題を解決するため、ビジネスを創り・受け継ぐ立場の事例から「事業創継」の在り方を探る事業承継総合メディア「賢者の選択サクセッション」。事業創継を成し遂げた“賢者”と共に考えるテレビ番組「賢者の選択サクセッション」も放送中。

記事一覧ページへ戻る