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「事業承継個別相談会」を都内4拠点で同時開催 中小企業の経営者が抱える事業承継の悩みをサポート

近年、後継者不足により廃業に追い込まれる中小企業が増加し、日本経済の大きな課題となっています。円滑な事業承継には、一般的に5年から10年もの時間がかかるとされ、早期かつ計画的に取り組むことが大切です。事業承継にのぞむ経営者をサポートするため、東京商工会議所は9月、「事業承継個別相談会」を東京都内4カ所で開催します。

経験豊富な専門家が事業承継をサポートする個別相談会を開催

渋沢栄一が1878年に創立し、初代会頭を務めた東京商工会議所は、中小企業の経営支援活動も行っています。9月には事業承継に悩む経営者や後継者候補を対象に、事業承継個別相談会を開催します。

相談会は、9月2日(月)〜9月6日(金)の5日間で、会場は都内の墨田区、新宿区、港区、北区の4カ所に設置されたビジネスサポートデスクです。

個別相談制になっており、「事業承継を考えているけれど、具体的な計画が立てられない」「社内に後継者は居ないが、誰かに自社の経営を継続してもらいたい」などの、事業承継に関するさまざまな課題に対して中小企業診断士が対応します。

過去の相談会参加者からは「事業承継について、ぼんやりとしか考えていなかったがやるべきことが分かった」「後継者と話し合いをするいい機会になった」などの声も寄せられています。

相談料は無料で、事前予約制です。参加希望者は、9月6日(金)午前0時までに専用申し込みフォームなどからの予約が必要になります。

取材・文/磯崎 日菜子

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賢者の選択 サクセッション編集部

賢者の選択サクセッションでは、⽇本経済の課題解決と発展のためには、ベンチャー企業の育成と併せて、これまでの⽇本の成⻑を⽀えてきた成熟企業∕中堅‧中⼩企業における事業承継をフックとした経営資源の再構築が必要であると考えています。 ビジネスを創り継ぐ「事業創継」という新しいコンセプトを提唱し、社会課題である事業承継問題に真摯に向き合うことで、様々な事業承継のケースを発信しています。 絶対解の存在しない事業承継において、受け継いだ経営者が事業を伸ばす きっかけとなる知⾒を集約していきます。

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