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「ふわふわしっとり、深い味わい」クラブハリエの「バームクーヘン」がグランプリ/ジャパン・フード・セレクション

洋菓子製造「クラブハリエ」(滋賀県近江八幡市)の「バームクーヘン」がこのほど、第72回ジャパン・フード・セレクション(2024年2月開催)のグランプリを受賞した。食感や味わい、高級感が評価された。

クラブハリエのバームクーヘンは、同社のロングセラー商品。審査では「ふわふわしっとりの素晴らしい食感」「卵をしっかり感じられる深い味わい」「シュガーコーティングが良いアクセント」「高級感があり手土産で大変喜ばれる」などと好評だった。

クラブハリエは、和洋菓子製造の「たねやグループ」で洋菓子を担う企業。バームクーヘンは、当時クラブハリエ社長だった山本昌仁・現たねやグループCEOと、弟の洋菓子職人・隆夫氏(現クラブハリエ社長)が、百貨店で展開するなどして、2000年代から全国的に大人気となった。

当時は、百貨店で扱われることが珍しい菓子だったが、高級感ある味に加え、1本丸ごとを店頭に置くディスプレー方法などで注目を集め、大ヒットにつなげた。事業承継を機に大きく成長した商品といえる。

ジャパン・フード・セレクションは、日本フードアナリスト協会が主催。100以上のチェック項目で食品・食材を採点し、90点以上がグランプリとなる。今回、バームクーヘンの他に、イカ天瀬戸内れもん味(まるか食品)、泡盛コーヒーBLACK(沖縄ファミリーマート)などが選ばれた。

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賢者の選択 サクセッション編集部

賢者の選択サクセッションでは、⽇本経済の課題解決と発展のためには、ベンチャー企業の育成と併せて、これまでの⽇本の成⻑を⽀えてきた成熟企業∕中堅‧中⼩企業における事業承継をフックとした経営資源の再構築が必要であると考えています。 ビジネスを創り継ぐ「事業創継」という新しいコンセプトを提唱し、社会課題である事業承継問題に真摯に向き合うことで、様々な事業承継のケースを発信しています。 絶対解の存在しない事業承継において、受け継いだ経営者が事業を伸ばす きっかけとなる知⾒を集約していきます。

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