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S経営戦略

STRATEGY

九州で10億本「大ヒットご当地アイス」を受け継いで ロボコン出身、売上げを倍にした5代目社長と「最強の右腕」~竹下製菓【前編】

2024.03.07

九州人なら誰もが食べたことがあるご当地アイスがある。佐賀の製菓会社が生んだ「ブラックモンブラン」は、1969年の発売以来、ほぼ九州だけで累計10億本を売り上げた。この大ヒット商品を持つ竹下製菓(本社・佐賀県小城市)を2016年に継いだのが、創業家の5代目竹下真由社長だ。彼女は、夫の雅崇副社長を「最強の右腕」として、二人三脚で売上げを倍増させる手腕を発揮している。2人に、大ヒット看板商品を持つ企業の事業承継について聞いた。

S経営戦略

STRATEGY

「カリスマ社長へ」「次世代へつなぐ愛」「家族間の継承教育」.../海外企業との比較で見えてきた、事業承継における日本企業特有の課題とは~中山良一インタビュー

2024.03.06

会社を継いで欲しいのに後継者がいない-。日本企業の99%を占める中小企業のうち毎年数万社が廃業するなど、企業の事業承継が日本経済の大きな課題になっている。しかし、事業承継が活発に行われる欧米に比べると、日本企業にはさまざまな特有の障壁があるという。30年近く外資系企業で新規事業開発の経験を積み、経験と知識をもとに日本の企業を支援する「ミルフィオーレ合同会社」の中山良一氏代表に、日本企業の事業承継にとって必要な考え方や具体的な対策を聞いた。

I新規事業

INNOVATION

新規事業のアイデア出しに苦戦…“良いアイデア”の創出に必要なことは?/社員のアイデアからヒット商品が誕生!新規事業の成功事例

2024.03.06

新たな会社や事業を立ち上げる際、「新規性」「収益性」「解決性」の3要素が特に重要視されます。しかし、座して待っていても良いアイデアは生まれません。キラリと光る新規事業を生み出した中小企業をみると、アイデアを生み出す環境を作っていることが分かります。

S経営戦略

STRATEGY

「今年は申告漏れ、相次ぐ恐れ」税理士が指摘 東芝などTOBによる上場廃止が影響

2024.03.04

間もなく、確定申告の期限となります。昨年、大手企業の東芝などがTOB(株式公開買い付け)による上場廃止となりました。こうした上場企業を巡るTOBの影響で、「今年は申告漏れが相次ぐケースが想定されます」と渋谷税理士法人(東京都渋谷区)の山下健人税理士は指摘しています。

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「日本の豊かな魚食文化を伝えたい!」女性の視点で、父から継いだ水産会社をイノベーション ~安岐水産【後編】

2024.03.03

地元・瀬戸内海の海産物加工や、海外の豊富な水産資源を日本の食卓に届ける水産加工会社「安岐水産」(香川県さぬき市)。創業者・安岐豊氏の娘・麗子氏は、インドネシアで事業を始める夢を持っていましたが、家族と社員の将来を考え、3代目社長に就任を決めました。「女性ならではの視点でイノベーションを」と語る麗子氏に、魚食文化を未来につなぐ取り組みなどを聞きました。

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STRATEGY

「私の夢を叶えても人生バラ色にならない」インドネシア行の夢を断ち、父の水産会社を継いだ娘 ~安岐水産【前編】

2024.03.03

地元・瀬戸内海の海産物を加工するほか、海外の豊富な水産資源を日本の食卓に届けるため、さまざまな取り組みを行ってきた水産加工会社「安岐水産」(香川県さぬき市)。2019年、創業者である父の漁業への思いを受け継いで三代目の社長に就任したのは、父の背中を見て育った娘の安岐麗子氏でした。安岐水産の事業承継ストーリーを紹介します。

S経営戦略

STRATEGY

「スペシャリストになりたかった」銀行員2人が変えた、創業159年の酒造会社/スピリッツにウイスキーも~千代むすび酒造

2024.03.01

江戸時代から続く老舗の酒屋「千代むすび酒造」(鳥取県境港市)。創業159年を超える老舗でありながら、シャンパンと同じ作り方の日本酒「SORAH」を生み出すなど、先進的な経営で知られています。なぜ、千代むすび酒造はイノベーションを起こすことができたのでしょうか。

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後継者難の倒産が初の500件超、直前まで黒字「あきらめ廃業」高水準/アフターコロナ、問われる中小企業支援

2024.02.29

2023年の倒産件数は8497件(前年比33.3%増)で、1990年のバブル経済崩壊後で最も高い増加率を記録し、24年の1万件突破は確実視されている。初めて後継者難倒産が500件を超え、直前まで黒字にもかかわらず休廃業する「あきらめ廃業」も高水準で推移しており、アフターコロナの中小企業支援は大きな転換期を迎えている。

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「ここまで明かすのか」正直すぎるシャンプー/家業を継いで気づいた、ダサい町工場を背負った父の信念~木村石鹸【後編】

2024.02.27

大阪で創業100年を迎える石鹸・洗剤メーカーの木村石鹸工業株式会社。4代目社長の木村祥一郎氏は、IT企業取締役から、家業の昔ながらの町工場へ飛び込み、社員意識とビジネスモデルの変革を成し遂げた。「正直さ」が売りの自社ブランドを大ヒットさせていく中で、町工場を背負ってきた父親のすごみが見えてきたという。変革の道のりと現在の父親への思いを、木村社長に聞いた。

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IT企業取締役から、カッコ悪いと思っていた家業へ/創業100年、町工場が生み出す理想のシャンプー~木村石鹸工業【前編】

2024.02.27

大阪の地で、1924(大正13)年から石鹸・洗剤作りを続けている木村石鹸工業株式会社。4代目社長の木村祥一郎氏は、同志社大学在学中にIT企業を立ち上げた異色の経歴を持つ。スマートなベンチャー業界から、昔ながらの町工場へ。全く違うフィールドへ「無知」のまま飛び込み、巻き起こした社員意識とビジネスモデルの大変革とは-。木村社長にインタビューした。